開催趣旨

 本研究会は、受信機開発を中心に検出素子、素子製作プロセス、光学系・アンテナ、発振器、HEMT 増幅器、冷却技術、インテグレーション、強度校正・観測手法などの要素技術・開発や応用の成果・進捗、またこれらを用いた各大学・研究機関の宇宙観測プロジェクトの成果や次世代の装置戦略・課題について情報交換の場を提供することを目的としています。ALMA、衛星、地上望遠鏡など、天文観測プロジェクトの大型化・国際化も進む中で、求められるテクノロジーも多岐に渡り、また一層国際
競争が増しています。本研究会は、この分野では国内唯一の研究会であり、毎年、研究者はもとより、大学(院)生や企業関係者が一同のもとに集い、我国のミリ〜テラヘルツ波の宇宙観測技術のさらなる展開と裾野拡充を目指し、幅広く自由闊達な討論を繰り広げてきました。本年も開催したいと思いますので、是非多くの方に御参加頂ければ幸いです。
 本年度は、将来の電波天文用受信機に応用が期待される新しい技術や最先端の成果について複数の方に招待講演をお願いする予定です。本ワークショップでは、研究開発が加速しつつあるALMA望遠鏡の将来開発についてのセッションも設ける予定です。さらに、特別企画として理化学研究所-情報通信研究機構合同セッションを設け、発振・検出デバイス、通信、センシング等のテラヘルツ技術およびその応用に関するご講演をいただく予定です。

招待講演者(敬称略)

浅田 雅洋(東京工業大学)
小宮山 進(東京大学)
Frank Hegmann (University of Alberta)
Joel Schleeh(Low Noise Factory社)

ワークショップ参加費:無料
懇親会:2017/2/27 情報通信研究機構
懇親会費(予定):一般 3,000円、学生 2,000円

講演について

口頭講演:各自でノートパソコンなどをご用意ください。
ポスター発表:ポスターのサイズはA0タテです。ポスターのみで、3分講演は行わない予定です。

無線LANについて

現在、確認中です。

問い合わせ先

世話人

鵜澤 佳徳(情報通信研究機構)
南出 泰亜(理化学研究所)
小嶋 崇文(国立天文台)
野口 卓(国立天文台)
木村 公洋(大阪府立大学)
前澤 裕之(大阪府立大学)
小川 英夫(大阪府立大学)
中島 拓(名古屋大学)
米倉 覚則(茨城大学)
酒井 剛 (電気通信大学)